理想の恋人−上司との恋愛事情−
あたしは叫びながら枕もとに置いてあった雑誌とか目覚まし時計を投げつけた。



ガシャンと目覚まし時計が床に落ちた音が響いてる。






「やだーやめてぇー」






助けなんてこないのにあたしは叫んで馬鹿みたい。






「おい!何やってんだ?」





………………水谷リーダー?



ヒーローのように助けに来てくれた水谷リーダーは、あたしからその男を引き離すと、馬乗りになって殴ってる。







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