らぶきゅん【続】
でももう夏休み。洵介先ぱいといっぱいいろんなところに行ってやるー!!
────…
「あっつーい。相変わらずむさ苦しいわーこの学校」
あたしの隣では香里が手をパタパタさせながら歩いてる。只今クーラーが壊れている学校に文句を付ける。
「そっかな?あたしはそうでもないよー?」
あたしは珍しく汗をかいてない自分のおでこを見せた。
「あんたは洵介先輩しか眼中に無いから、汗なんて関係無いんでしょ」
香里がギロリとあたしを睨んだ。
「いやー恋するっていいことだよっ♪香里もぜひあたしみたいな恋を…」
「あんたみたいな恋は絶対に嫌」