らぶきゅん【続】
「…まぁ、冷たいとは言えないけど使えるか」
洵介先ぱいは氷枕に氷を入れて、ベッドへ置いた。
「あの…洵介先ぱい」
「あ?」
「添い寝しま…」
「絶対いらない」
あたしが言い終わらないうちに、拒否られた。むむむ…傷つきますよ、あたしも。
「本当にいいんですか?」
「いい。お、襲われそうだし」
どぎまぎしてる洵介先ぱい、可愛いですっ。でも…でもね、洵介先ぱい。
「じゃあ添い寝はしないので、寝ていいですよ?」
「いーよ別に。眠くな…」
「洵介先ぱい、具合が悪そうですよ。だから寝てくださいっ」
だって、さっきから辛そうな表情をしてるもん。そんな洵介先ぱいは見たくない。