らぶきゅん【続】
「♪〜♪〜♪っ」
「…何が楽しいんだよ、お前」
「洵介先ぱいのお母さんとお話が出来て嬉しいんですよーっ。洵介先ぱいをよろしくって言われちゃいましたーっ」
「…ふん。別に…先なんてわかんねーじゃん」
「そ、そんなこと言わないでくださいよぉー」
あたしは洵介先ぱいの後を追い、部屋に入った。
「洵介先ぱい、あたしは洵介先ぱいと離れる気はないですからっ」
「………」
「…洵介先ぱーい?」
「………」
また照れてるのかなと思いながら洵介先ぱいの顔を覗いた。
「し、洵介先ぱい!?だだだだだ大丈夫ですかっ!?」
目の前には、顔を真っ赤にして、呼吸が乱れている洵介先ぱいがいた。