ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
俺はすごく緊張していたが腹は決まった。


告白すると!


服装のチェックをし、リーゼントをクシで梳かすかの様に髪の毛を軽くセットした。

ダチが俺の背中を叩いた。


「よし行ってこい!」


俺はゲートボールをしているじいさんに近づいた。

緊張の一瞬!

俺は思い切って声を掛けた。


「ヘイ・ユー!巣鴨の接骨医院いっしょに行かない?」


ダチが呆れた顔で


「ヘイ・ユー!はダメだろ!あと、接骨医院ってなんだよ!ディズニーランドにしとけ!」


「わかった!もう一度がんばる!」


俺は気を取り直しもう一度じいさんに近づく。


「付き合ってください!」


すると、じいさんが


「どうせ、わしゃ~電気イスじゃ!」


と言って怒って帰ってしまった。

俺は「そんなこと・・・」と言って追いかけて行った。

ここで突然目が覚める。

汗はびっしょり・・・悪夢である!


「なんで俺はいつもこんな夢ばかり見てしまうんだ!」

「付き合ってください」も気持ち悪いが、

「ヘイ・ユー!」はないだろう!しかも巣鴨の接骨医院?

今考えると、これからオーストラリアへ行くから、

「ヘイ・ユー!」となって、

おじいさんといえば

俺の中では巣鴨&接骨医院なのだろうか?


「しばらくは左の方向へは向けないな・・・じいさんと目が合うから・・・」


ドリームシアターをガンガンに聞きながら夢のことは忘れることにした。
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