ワーホリ！メタルドラマーが国際結婚？

受付のすぐ近くにはツアーデスクもあり
バンジージャンプやラフティングの
ポスターが目立っていた。

旅行者は泊まる所や食べ物にはお金を
節約し、その場所でしか体験できない
ツアーにお金を惜しみなく使うようだ。

食べ物に釣られて旅行先を決める
日本人とはまったく違うポリシーだ。

最近では日本の旅行会社の北京への
ツアーの写真を見ると、なぜか万里の長城
ではなく飲茶の写真になっている。

ということは万里の長城より飲茶の
写真の方が日本人にはキャッチーで
売れるということなのだろう。

旅行者にも色々な旅のスタイルがあるのは
わかっているが、


いずれウンコになってしまうものに
お金を払うか？


それとも、いつまでも心に残る
思い出にお金を払うか？


どっちにお金を使うのは人それぞれだが
・・・・

とりあえず一泊分のお金を払いカギを
受け取って街に繰り出してみた。

俺は岩山とビルのある独特の風景に
少しばかし期待していた。

しかしこれといってエキサイティング
なものはなかった。

ツアーデスクに行ってもすでにケアンズで
体験したツアーばかりだった。

街はケアンズよりも大きいが
観光地としてはイマイチだった。

次の日、俺達はバス会社の
グレイハウンドに電話した。

明日にでもここを発ちたかったので
アーリービーチまでの席を予約した。

無事に席を確保しその日は町をふらついた後
卓球や映画を見て過ごした。