ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
その後は義姉の結婚式までの間、ラフティングやスノーケリングを楽しんだ。

スノーケリングをホテルのレセプションで申し込もうとした時、
数人の20代の日本人女性達数人がスノーケリングの予約を取る最中だった。

一人が


「シュノーケリング プリーズ」


あいにく地元のスタッフだけで、日本人スタッフは不在のようだ。


「ホワット?」


全く通じていないようだ。

すると他の女性が


「スノーケリング!スノーケリング!」


ホテルのスタッフが


「Oh Yeah スノーケリング!」


こうして彼女らはなんとか予約を取ることができた。

後で分かったことだがシュノーケリングはドイツ語と英語がごっちゃになった

和製英語らしく、世界中どこへ行ってもシュノーケリングでは日本以外通じないらしい。

俺もシュノーケリングという呼び方は知らなかった。

しかしなぜ、日本ではシュノーケリングと教えるのだろう?

もちろん全ての国ではないが、海外旅行ではほとんどの場合、英語を使うことになる。

したがって、英語のスノーケリングと覚えれば、使える国は多いはずだ。

むしろシュノーケリングと覚えたために、楽しいはずの旅行も半減してしまう。

和製英語は実に恐ろしいものだと実感させられた日だった。
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