ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
すると他のツアー客達が「クジラどこだ?」
と言わんばかりに、ピーナツバター
のいる甲板の先端へ寄ってきた。
しかしツアー客にはなにも見えなかった。
しかしピーナツバターだけは違っていた。
「イ~~~ハオ!」
「ビュ~~~ティフォー!」
なにも見えない俺たちを尻目に10分近く
雄叫びを上げ続けるピーナツバター。
次第にツアー客達はざわざわし始めた。
そしてツアー客の一人がピーナツバターに
近づき、こう言い放った。
「ひとりで望遠鏡ずるいよ!」
ツアー客の一人というのはキッズだった。
さすがのピーナツバターも一本取られた
らしく、無言で操縦室へ戻った。
全く人騒がせな奴である。
望遠鏡でやっと見える距離では
俺たちが見える訳がない!
ボケているのは仕方がないとして、
このピーナツバターは毎日のように
ホエールウォッチングに行っている
くせーに、客より必至になるんじゃない!
しかも10分も望遠鏡を独占しやがって!
みんなそう思っているにちがいない。
ピーナツバターも気が付いたのか、船を
くじらが居たであろう場所まで移動した。
すると船が泊まった。
しかしクジラなんか見えない。
ピーナツバターが杖をつきながら操縦室
から猛スピードで駆け上がってきた。
「そこのけ、そこのけ」と言わんばかりに、
また俺達を押しのけた。
そして自分専用の望遠鏡で
くじらを探し始めた。
しかし、なにも現れない。
「あれ~」と言うような顔をし、
また操縦室へ戻った。
そして船を走らせる。
それを1時間くらい繰り返しただろうか?
望遠鏡でクジラを探していたピーナツバター
は「あれ見てみろ!」と言って俺たちの
目線を遥か遠くへ誘導した。
確かに見える。
と言わんばかりに、ピーナツバター
のいる甲板の先端へ寄ってきた。
しかしツアー客にはなにも見えなかった。
しかしピーナツバターだけは違っていた。
「イ~~~ハオ!」
「ビュ~~~ティフォー!」
なにも見えない俺たちを尻目に10分近く
雄叫びを上げ続けるピーナツバター。
次第にツアー客達はざわざわし始めた。
そしてツアー客の一人がピーナツバターに
近づき、こう言い放った。
「ひとりで望遠鏡ずるいよ!」
ツアー客の一人というのはキッズだった。
さすがのピーナツバターも一本取られた
らしく、無言で操縦室へ戻った。
全く人騒がせな奴である。
望遠鏡でやっと見える距離では
俺たちが見える訳がない!
ボケているのは仕方がないとして、
このピーナツバターは毎日のように
ホエールウォッチングに行っている
くせーに、客より必至になるんじゃない!
しかも10分も望遠鏡を独占しやがって!
みんなそう思っているにちがいない。
ピーナツバターも気が付いたのか、船を
くじらが居たであろう場所まで移動した。
すると船が泊まった。
しかしクジラなんか見えない。
ピーナツバターが杖をつきながら操縦室
から猛スピードで駆け上がってきた。
「そこのけ、そこのけ」と言わんばかりに、
また俺達を押しのけた。
そして自分専用の望遠鏡で
くじらを探し始めた。
しかし、なにも現れない。
「あれ~」と言うような顔をし、
また操縦室へ戻った。
そして船を走らせる。
それを1時間くらい繰り返しただろうか?
望遠鏡でクジラを探していたピーナツバター
は「あれ見てみろ!」と言って俺たちの
目線を遥か遠くへ誘導した。
確かに見える。