ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
エピソード55:シドニーの電車
サマーにはケアンズとは大違いのこの場所
がイヤでしょうがないみたいだった。
確かに街はダーティーだし、今泊
まっている部屋もゴキブリが出る始末。
男俺一人だったら刺激的で良いかも
しれないが、女にとっちゃストリップ劇場
なんて「悪」でしかないのだ。
サマーの強い希望で次の日、
他の場所を探す事にした。
その日は天気がよく気持ちいい朝だった。
着替えて駅へ向かった。
駅は想像していたもの
とは違い地下鉄になっていた。
切符を買おうと駅員にサマーが訊ねた。
しばらくしてサマーが俺に聞いてきた。
「電車もバスもフェリーも
乗れるヤツにする?」
「いくら?」
「$20」
「$20か・・・」
1400円払ってフェリーに乗らなくても
いいだろうと思っているとサマーが
「一週間でだよ。」
「なぬっ!」
なんと一週間で電車、バス、フェリーが
乗り放題で1400円!
その安さに興奮し、
俺は訳のわからないことを叫んでいた。
「ど、ど、どこで売っているんだ!」
サマーは呆れた感じで
「ここだよバカ!」
平静さを装いながら$20札と差し出した。
するとサマーから赤い「トラベルパス」
を手渡された。
がイヤでしょうがないみたいだった。
確かに街はダーティーだし、今泊
まっている部屋もゴキブリが出る始末。
男俺一人だったら刺激的で良いかも
しれないが、女にとっちゃストリップ劇場
なんて「悪」でしかないのだ。
サマーの強い希望で次の日、
他の場所を探す事にした。
その日は天気がよく気持ちいい朝だった。
着替えて駅へ向かった。
駅は想像していたもの
とは違い地下鉄になっていた。
切符を買おうと駅員にサマーが訊ねた。
しばらくしてサマーが俺に聞いてきた。
「電車もバスもフェリーも
乗れるヤツにする?」
「いくら?」
「$20」
「$20か・・・」
1400円払ってフェリーに乗らなくても
いいだろうと思っているとサマーが
「一週間でだよ。」
「なぬっ!」
なんと一週間で電車、バス、フェリーが
乗り放題で1400円!
その安さに興奮し、
俺は訳のわからないことを叫んでいた。
「ど、ど、どこで売っているんだ!」
サマーは呆れた感じで
「ここだよバカ!」
平静さを装いながら$20札と差し出した。
するとサマーから赤い「トラベルパス」
を手渡された。