ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
電車に乗り込みサマーに詳しく聞くと
この「トラベルパス」には他にも種類が
あり、グリーン、イエロー、
ピンクもあるという。
色によって行けるエリアが
決まっていて値段も違う。
この赤いレッドパスはシドニーの
中心街とちょっとした郊外までで、
俺には十分だった。
$20というのは本当に安く、地元の人達
の半額で買うことができたのだ。
というのもワーホリのビザを見せると
ディスカウントするシステムらしく、
ビンボー旅行者にはありがたかった。
「コイツはいいや!」
気持ちが高ぶりこれから
良い事がありそうな予感がした。
電車は昼時ということもあってか、目で数
えられる程度の人しか乗っていなかった。
電車はすぐに出ることはなく、
ポツリポツリと人が乗ってきていた。
俺は人が階段から降りてくる様子を車内
から眺めていると、体のごついやつが
ホームを行ったり着たり歩いている。
ただ歩くだけで決して
電車には乗り込まない。
「あの男なにしてんの?」
電車がまだ出る様子もなかったので
サマーに聞いてみた。
するとサマーは
「セキュリティーじゃないの・・・」
そう言った後、両肩を軽く上げ
「わかんないけど・・たぶん」
みたいな仕草をした。
「セキュリティーか・・・へ~」
「そんなに悪いヤツいるのかね?」
サマーはまた軽く両肩を上げ
「わからな~い」という顔をした。
俺は心の中で
「はっきりしゃべれ~コノ!口ねーのか!」
と、由利徹の様につぶやいた。
この「トラベルパス」には他にも種類が
あり、グリーン、イエロー、
ピンクもあるという。
色によって行けるエリアが
決まっていて値段も違う。
この赤いレッドパスはシドニーの
中心街とちょっとした郊外までで、
俺には十分だった。
$20というのは本当に安く、地元の人達
の半額で買うことができたのだ。
というのもワーホリのビザを見せると
ディスカウントするシステムらしく、
ビンボー旅行者にはありがたかった。
「コイツはいいや!」
気持ちが高ぶりこれから
良い事がありそうな予感がした。
電車は昼時ということもあってか、目で数
えられる程度の人しか乗っていなかった。
電車はすぐに出ることはなく、
ポツリポツリと人が乗ってきていた。
俺は人が階段から降りてくる様子を車内
から眺めていると、体のごついやつが
ホームを行ったり着たり歩いている。
ただ歩くだけで決して
電車には乗り込まない。
「あの男なにしてんの?」
電車がまだ出る様子もなかったので
サマーに聞いてみた。
するとサマーは
「セキュリティーじゃないの・・・」
そう言った後、両肩を軽く上げ
「わかんないけど・・たぶん」
みたいな仕草をした。
「セキュリティーか・・・へ~」
「そんなに悪いヤツいるのかね?」
サマーはまた軽く両肩を上げ
「わからな~い」という顔をした。
俺は心の中で
「はっきりしゃべれ~コノ!口ねーのか!」
と、由利徹の様につぶやいた。