ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
エピソード18:ジュークボックス
俺達は気を取り直してトランプなどをした。
ミックとロブはトランプの合間に腕相撲で力くらべをしていた。
「やっぱりオージーは腕相撲とか力くらべが好きだね・・・」
ミックは顔を真っ赤にしながら真剣だ。
女性陣はトランプの手を休め「ゴーゴー」と2人の闘争心に火をつける。
どちらかが勝つと「ヒューヒュー」と言って盛り上げる。
本当に映画に出てくる光景だった。
いい意味で子供みたいな所があったり、
なんか俺達日本人が忘れかけているものを感じた。
「俺達日本人はさめすぎてるな・・・もっと熱くならなきゃいかんな!」
ミックとロブ以外の俺達はトランプに飽き、
自然とおしゃべりを始めた。
俺はサマーに話し掛けたかったが、
パイ毛の事もあり少しおしとやかにしていた。
そんな時ミキがどんどんしゃべってくれたので助かった。
しかしすっかりサマーに興味を持った俺はそうもしてられない。
なんとか俺という人間を印象ずけさせなくてはならない。
「いやっ、お前は既に印象ずけたぞ!・・・パイ毛だ!はっはっはっはっは~」
俺の中の悪魔がささやいた。
いやっ待てよ、サマーは見ていないかもしれない。
俺が腕組する時には俺の目の前ではなく1.2メートル離れていたはずだ!
しかもガラス越しだし・・・
いくら俺のパイ毛が光沢があるとはいえ、
太陽が鏡に反射するほどのパワーはないはずだ。
したがって見てない方に5百ドル賭けようじゃないか!
と自分に言い聞かせ、サイコロを投げた。
「俺さ、今ジョノズ・ブルース・バーで日曜日にバンドやってるんだ。」
サマーはいきなりナニよーと言う顔で
「なにやってるの?ギター?」
「ドラム」
「今度見に来てよ!」
「うん」
ミックとロブはトランプの合間に腕相撲で力くらべをしていた。
「やっぱりオージーは腕相撲とか力くらべが好きだね・・・」
ミックは顔を真っ赤にしながら真剣だ。
女性陣はトランプの手を休め「ゴーゴー」と2人の闘争心に火をつける。
どちらかが勝つと「ヒューヒュー」と言って盛り上げる。
本当に映画に出てくる光景だった。
いい意味で子供みたいな所があったり、
なんか俺達日本人が忘れかけているものを感じた。
「俺達日本人はさめすぎてるな・・・もっと熱くならなきゃいかんな!」
ミックとロブ以外の俺達はトランプに飽き、
自然とおしゃべりを始めた。
俺はサマーに話し掛けたかったが、
パイ毛の事もあり少しおしとやかにしていた。
そんな時ミキがどんどんしゃべってくれたので助かった。
しかしすっかりサマーに興味を持った俺はそうもしてられない。
なんとか俺という人間を印象ずけさせなくてはならない。
「いやっ、お前は既に印象ずけたぞ!・・・パイ毛だ!はっはっはっはっは~」
俺の中の悪魔がささやいた。
いやっ待てよ、サマーは見ていないかもしれない。
俺が腕組する時には俺の目の前ではなく1.2メートル離れていたはずだ!
しかもガラス越しだし・・・
いくら俺のパイ毛が光沢があるとはいえ、
太陽が鏡に反射するほどのパワーはないはずだ。
したがって見てない方に5百ドル賭けようじゃないか!
と自分に言い聞かせ、サイコロを投げた。
「俺さ、今ジョノズ・ブルース・バーで日曜日にバンドやってるんだ。」
サマーはいきなりナニよーと言う顔で
「なにやってるの?ギター?」
「ドラム」
「今度見に来てよ!」
「うん」