ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
「あいつは良いやつ。こいつは最悪。」
と、人の評価をするようになっていた。
一週間後、ケアンズにいる義姉に電話してみた。
「何十年振りだろう?話すの・・・緊張するな・・・」
そもそも義姉と話した記憶がない。子供の時には遊んだりもしただろうが・・・
「もしもし、結婚おめでとう!」
「ありがとう。」
「もうどれくらい、そっちにいるの?」
「半年位かな?彼がケアンズの大学に通っているの。」
「凄いね!ビザとかは必要なの?」
「彼は学生ビザで、私はワーホリ。」
「ワーホリ?何それ?」
「ワーキングホリデービザのこと。一年間仕事をしながらこっちに滞在できるの。
だから私も今、免税店で働いているの。」
「誰でも取れるのそのビザ?」
「18歳から25歳までだったら誰でも取れると思うよ。」
「オーストラリアに一年か・・・」
しばらく話してから電話を切り、早速”ワーホリ”について調べてみた。
特徴
この制度は、観光ビザ、留学ビザ、あるいは就労ビザとは異なった、
若い人向けの特別な渡航のためのものです。
どこに滞在し、どこを観光するか、旅行はどうするのかなど、 自分一人で考え、
行動することが求められます。
そして、ワーキング・ホリデービザは滞在資金を現地でのアルバイトで補うことが 認められている点が、
他のビザとは大きく違う特色です。
もちろん、制度の主旨として仕事を主たる目的とすることは出来ません。
また、各国ともビザの発給は一生に一度で、人数制限のある国もあります。
対象
日本国籍の日本に在住している18歳から30歳までの人(一部の国は18歳から25歳まで)