ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
そんなことを思っても怒りはまだ収まらず、
家に着くと犬のスカイが走って俺の方へ来たが、
スカイの事などおかまいなしに俺は部屋のドアをおもいっきり閉め、
残り半分のバーボンを一気に飲み干した。
久しぶりに帰ったこの家には幸いスカイしか居らず、
こんな俺の酷い姿を見られずにすんだ。
酔いが少しずつ回り始め、外でタバコを吸うことにした。
スカイは俺を恐れ、少し離れたところで俺を観察していた。
まだサマーと出会う前は仕事が終われば真っ先にこの家へ帰り、
夕食を作ってはスカイにもあげていた。
夕食はいつも一人だったので外でスカイと一緒に食べていた。
すぐになついてくれて本当にカワイイやつである。
「悪かったなスカイ・・・もう怒ってないからこっちおいで」
スカイを撫でているとすっかり気分もよくなったが、
今度は異常に酔いが回ってきた。
足もおぼつかない。
フラフラしながら部屋へ戻った。
なにを思ったのか俺はおもむろに
「探偵物語どこだ!」
と呟いていた。
せんべい箱に敷き詰めた100本以上の
カセットテープの中から探偵物語を探した。
頭がグルグル回転しながらもなんとか
テープを見つけウォークマンに突っ込んだ。
早速スイッチ・オン。
オープニングの「BAD CITY」が聞こえてきた。
目を閉じると映像が甦ってくる。
久しぶりの優作とあって興奮してきた。
2、3話分持ってきたが、
今日は一番好きな回の「脅迫者」。
「バタやんと優作との絡みが最高なんだよ・・・」
ヘベレケになりながらも、これを聞いている時は
「自分の城」に居るようだった。
あまりにも慣れ親しんでいる台詞なのだが、
なぜか気持ちいい。
「気持ちいい」という表現が適切か
どうかわからないが、その表現しか思い当たらない。
そして優作の台詞に自分の気持ちが
スーっと癒されていくのがわかった。
しかしバーボンを飲みすぎたせいか、
どこまで聞いていたかは定かではなく、
気が付いたら朝になっていた。
家に着くと犬のスカイが走って俺の方へ来たが、
スカイの事などおかまいなしに俺は部屋のドアをおもいっきり閉め、
残り半分のバーボンを一気に飲み干した。
久しぶりに帰ったこの家には幸いスカイしか居らず、
こんな俺の酷い姿を見られずにすんだ。
酔いが少しずつ回り始め、外でタバコを吸うことにした。
スカイは俺を恐れ、少し離れたところで俺を観察していた。
まだサマーと出会う前は仕事が終われば真っ先にこの家へ帰り、
夕食を作ってはスカイにもあげていた。
夕食はいつも一人だったので外でスカイと一緒に食べていた。
すぐになついてくれて本当にカワイイやつである。
「悪かったなスカイ・・・もう怒ってないからこっちおいで」
スカイを撫でているとすっかり気分もよくなったが、
今度は異常に酔いが回ってきた。
足もおぼつかない。
フラフラしながら部屋へ戻った。
なにを思ったのか俺はおもむろに
「探偵物語どこだ!」
と呟いていた。
せんべい箱に敷き詰めた100本以上の
カセットテープの中から探偵物語を探した。
頭がグルグル回転しながらもなんとか
テープを見つけウォークマンに突っ込んだ。
早速スイッチ・オン。
オープニングの「BAD CITY」が聞こえてきた。
目を閉じると映像が甦ってくる。
久しぶりの優作とあって興奮してきた。
2、3話分持ってきたが、
今日は一番好きな回の「脅迫者」。
「バタやんと優作との絡みが最高なんだよ・・・」
ヘベレケになりながらも、これを聞いている時は
「自分の城」に居るようだった。
あまりにも慣れ親しんでいる台詞なのだが、
なぜか気持ちいい。
「気持ちいい」という表現が適切か
どうかわからないが、その表現しか思い当たらない。
そして優作の台詞に自分の気持ちが
スーっと癒されていくのがわかった。
しかしバーボンを飲みすぎたせいか、
どこまで聞いていたかは定かではなく、
気が付いたら朝になっていた。