ホスピタル
拓也の少しの優しさが
私をたくさん救ってくれたんだ。
私の寂しさに気付いてくれた。
私の孤独に気付いてくれた。
1人で寂しい帰り道に
少ない距離なのに
私をわざわざ送ってくれた。
泣きそうな時にメールをくれた。
そんな些細な事が
少しの優しさが
私を救ってくれたんだ。
私がこの人との出会いを
いずれ深く後悔する事に
誰も気付きわしなかった。
私自信も気付かなかった。
やがてお互いが
深く傷付き合うとも知らず私はただ拓也の大切さを
実感するだけだった。