ホスピタル
夜ご飯を食べて
お風呂に入って
週3日は幹也の家で
お泊まり会だった。
小さい私達はそれが楽しくて仕方なかった。
お母さんが夜いない淋しさは自然となかった。
それは紛れもなく、
梨磨、幹也、おばさん
がいてくれたからで
何よりも、お母さんの愛を知っていたから。
─ピンポーン─
「はいよ〜」
部屋からおばさんが顔をだす。
おばさんってゆーより
お姉さんだけど。
「飛鳥さん、お願いします」
「何よー。いつもの事じゃない。お互い様よ。はい梨愛ちゃん梨磨ちゃん入って〜。幹也テレビ見てるから」
「はーい!おじゃましまっす」
「おじゃましまーす」
私達は幹也の家に入る。
「じゃあ亜梨紗仕事頑張れよ!梨愛ちゃんと梨磨ちゃんは責任持って見とくから。安心して任せな」
「いつもありがとうございます。じゃあ仕事いってきます」
「はいはい。早く行きな!車待ってんでしょ?」
「はい。じゃあ2人の事お願いします」
お母さんも仕事に向かった。