ホスピタル



−ピンポーン−


「はーい!あら早かったわね。あがってあがって」


チャイムを鳴らすと
笑顔でおばさんが
迎えてくれた。


「おじゃまします。急にどうしたんですか?」

「まあまあ!ご飯でも食べながらゆっくり話しましょ」
「おじゃましまーす」

「おじゃまいたすー!」


部屋に入ると、
リビングに
ご飯が並んでいた。



「幹也。ご飯食べるよ!」


「はーい!」



「よし!じゃあ食うか!いただきます」

「いただきます」

「いただきまーす!」

「いただきまする!」

「いただきます!」


みんなで座ってご飯を食べた。


いつも通りのおばさんのおいしいご飯だった。



いつもと違ったのは、
おばさんがする話。


これからする話が
いつもとは違ったんだ。


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