ホスピタル



この時私が伝えていれば、正々堂々と2人で頑張れば



もしかしたら
何か変わっていたのかな。




だけど小さな私は、
気持ちを言う事が出来なかった。




私の気持ちは胸に押し殺した。





「そ、うなんだ」




「うんっ!!応援してくれるよね?」




「す、るよっ。頑張ってね梨磨」




頑張ってなんて
これっぽっちも思ってないくせに。




私は梨磨に嘘をついた。



自分にも嘘をついた。



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