ホスピタル



「わかってるよ。わかってるよ幹也」



「.....」


また何も喋らない、人形に戻った彼。



病院に来て、
梨磨に会いに行く。
そして幹也のとこに来て
1人で喋って
幹也に振られて
そしてただ幹也の視線をおって窓を見る。
それが私の日課。



この事は家族とささちゃんと校長先生、教頭先生。


それだけしか知らない。


本当だったら今梨磨は半年も学校休んでるから留年せざるおえないんだけど。


私が学校に頼みこんで
全国模試に合格して
学校に栄誉を残す事で
梨磨を留年させないと
承諾してもらった。



私は無事2ヶ月前に
全国1位の成績を
残したから
その約束を果たした。

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