ホスピタル

ココア




「俺北山と仲よくってよかったわ」


北山は愛の名字。


「愛と似てるから気合うっしょ?」



「合うっちゃ合うかな」



やっぱりねー!


あっもうすぐ家だ。



「もうすぐ着くよ」


「あっわかったよ!」


30分とゆう距離は、
長いようで、今日は短かった。



「あっ見えた」


「このでっけーマンションだよね?」


「そうだよー」



私の家は26階建ての
高層マンション。



「マジででかすぎて金持ちって感じ!!」



「全然お金持ちなんかじゃないよ。母子家庭だし」



「そうなんだ?じゃあお母さんすごい頑張って働いてんだな」



「そうなんだよ!すっごい自慢のお母さん」



お母さんの事を言ってもらえると私はすごく嬉しい。

「嬉しそうだね。お母さんすきなんだ」



「だいすき。お母さんの娘でよかったもん私」



「そー思えるのはいい事だよ」




私は喜びながらマンションに入った。
< 50 / 176 >

この作品をシェア

pagetop