ホスピタル
「あがったー。お母さん入っていいよ。疲れてんだから早く寝て?」
「ありがとうね梨愛。梨愛達ももう寝なさいね」
「わかったよ。じゃあみんなそろそろ寝ようか」
「眠くなってきた!!寝よーぜー」
「そだなー寝るか!」
「うん。じゃあ寝るよ。おやすみ、お母さん」
「おやすみなさい。ゆっくり休んでね」
「お母さんがね!!じゃあおやすみなさい」
みんなでぞろぞろと客室に向かう。
部屋に入ると、何も置いてない、私の部屋よりも殺風景な客室があった。
あっお布団ひくの忘れてた。
「ちょっと待ってね。すぐお布団ひいちゃうから」
「手伝う」
いち早くそう言ってくれたのは拓也だった。
「俺も俺も!!」
「愛もお布団ひくー!」
「もちろんウチも!」
「みんなでやろーぜ!」
「ありがとう」
みんなでひいたら
楽しくて、すぐ終わった。
「ごめんね、雑魚寝で」
「全然いいよ!!広いし逆にこっちのが楽しいし!」
ならよかったよ。
「あーでも本当亜梨紗さん可愛かったな。てか愛仲よすぎだし!!」
「羨ましいっしょー!!愛ママ大好きだもん!」
羨ましがる隼人君と、自慢気な愛。
どこまで幸せな2人なんだか。