バレンタイントゥユー(超短編)


「本当に??」

「うん」


涙は勝手に溢れてきて、何も言うことができなくて。
もう、何がなんだかわかんない。


「好きだよ」


純平クンはもう一度そう言って、
あたしを抱きしめてくれた。



すごくあたたかくて優しくて、

今まで感じたことのない気持ちを感じた。










やっぱり幸せは自分で導くものなのかな!?

ものになんか頼らなくたって、
こんなに幸せな気持ちになれる。


幸せを運ぶチョコレート

やっぱりそれは偶然そのチョコを贈った女の子達が幸せな気持ちになれたから、

そんな名前がついただけなのかもしれない。










おわり

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