暴走族×お姫様
先生の話が終わると、私は詩織ちゃんと
寮に向かった。


「ねぇ~ 何号室だった?」



「う~んとね・・・」


前を向いた瞬間、時がとまったような気がした・・・



「真奈美?」


「あの人たちって・・・」



「あー・・・ ここらでは有名な
暴走族だよ」



「・・・・」


「まさか! 会ったことあんの?」



「う・・ん 朝」



「まじでーー」


私達はそのまま 暴走族の人たちのそばを
通り過ぎた。



やっぱり 千里君がいた・・・。
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