暴走族×お姫様
「で? 何の用?」


「そうだった!」


「千里! 龍馬!」



「千里くん? 龍馬くん?」



「わすれた?」



「あーーーーーーー!」



それは 今朝見た 千里くんだった・・


「あっ・・  こいつ 朝通り過ぎたとき 見たぞ・・」



「あっ!!」



龍馬くんは、黒髪で肌が白く とってもかっこ良くて



不覚にも、ドキッとしてしまった。



「よろしく まな」



「え?」



「まな でいい?」



「いいよぉ~ よろしくね」



「俺のことは 龍馬でいいから」



「うん」


チラッと千里君を見ると、ものすごい形相で 睨んでいる



こわ・・! 友達にはなれないよ!


なんだか嫌い・・


これが 最初に思った千里君の第一印象だった・・・
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