べすと ふれんど
つなぐもの、
小学3年生、
学校の帰り道
「ゆ-ちゃ-んっ!」
あたしの事を呼ぶ
この声は、
『紗椰-っ、
ど-したの?』
小さい頃から
仲よしの
紗椰だった、
「あのねっあのね!」
『だから何よ-(笑)』
紗椰はきらきらした目で
あたしを見てきた
「一緒に野球やろっ!」
………………
『え~っ?!?!』
あたしはリアルに
驚いた、
だって紗椰は
しっかりしてて
頭もよくて
女の子っぽい子
だから、
いきなり野球とか(焦)
「ダメかな?」
紗椰のお願い
断れるわけ
ないじゃんね-(笑)
『い-よっ やろっ!
でもなんでいきなり?!』
「やったあ-っ!
お兄ちゃんたち
やってんの見てたら
やりたく
なっちゃったあは」
『んまあ、そうだねえ!』
あたしのお兄ちゃんも
紗椰のお兄ちゃんも
同じチームで野球をしてた、
だからいつも試合の
応援とか一緒に
やってたり
家族も仲がよかった、