世間知らずの姫様×吸血鬼
シン・・・




私がこのパーティーのばしょに一歩踏み入れたとたん、静かになり。


そして頭を下げていた。





それはすべて、蓮に向けられたもの。







大丈夫、身内だけしかいないから。




と蓮に言われていても。




20人いれば私にとってはもう大人数でしかなくて。






「すみません、皆さん。どうぞそのままお続けください」



蓮が淡々と話していく。






そしてまた、あの話し声にパーティー場が包まれていく。





すべては私のこと。







いきなり見たこともない女が、次期魔王の隣にいたら、びっくりよね・・・。





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