世間知らずの姫様×吸血鬼
「それじゃぁ、またお兄様・・・」





「ガチャ」







「最後にお兄様って言うなよ、ばかやろう」







と、棗は小さくぼやいた。誰にも聞かれることがなく・・・。









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「大丈夫だったの?榛名」







「もちろんよ」








「はぁ・・・心配したぁ・・・」









「ごめんごめん。愁まっているんでしょう?はやくいこう?」







「そうだねっ!」
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