世間知らずの姫様×吸血鬼
地下の階段の壁のところのろうそくが、ぽつぽつと灯りをともしていく。




階段をおりたら、廊下があった。





「「ガシャンッ」」





ビクッ




・・・どうやら、廊下の奥のほうから音が聞こえる。





ここでひきさがる私ではない。






怖がりより、探究心と好奇心が勝ってしまった私は、


わくわくしながら進んでいく。




「・・・いきどまり?」



牢屋?みたいな感じ・・・。





檻っぽい・・・。



誰もいないみたいだし・・・・というか真っ暗で何も見えない・・・。







「・・・・誰だ」





「キャァァァァァァァァァッッッ!!!!」
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