【短編】恋溺れる
恋溺れる


カヤは昇降口の前に立っていた。

待っているのはただ一人。


大好きな彼氏のアキヒロだ。


アキヒロは放課後、
担任に呼び出しをくらっていた。


教室には何故か人が多く、
カヤはあまり好きではなかった。

だからこうして昇降口前で待っているのだ。




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