【短編】恋溺れる


「そういえば、呼び出しなんでやった?」


カヤはアキヒロに問いかける。

アキヒロは白い息を吐き出しながら答えた。


「あー、なんか遅刻しすぎやって。
めっちゃ怒られた」


そう言いながらアキヒロは、
へへっと笑った。

カヤはこの笑顔が大好きだった。




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