【短編】恋溺れる


「ほんまにアキヒロは遅刻しすぎやねっ。
あたしが起こしに行っちゃおか?」


カヤも同じように笑いながら言う。

アキヒロはカヤの頭を、
勢い良く撫でながら返す。


「起こしにくるのはかまんき、モーニングコールしてや!
やったら、すっと起きれるで!」


アキヒロは自信満々に言う。

二人は思い切り笑った。




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