恋の相手はメイド君!?
何かに当たらずにはいられなくて、間近にあった机を蹴ってしまった。
ガシャン! と、けたたましい音が響き、麻子の目がギョッと開く。
「ちょっとちょっと!
いったいどうしたのよ?」
「なんもあらへんわっ」
「そんなに苛々して、何もないわけないやろ?」
クソッ。
わけがわからず苛々して仕方ない。
麻子は何度もわけを聞いてくるが、言ったからといって、どうにかなる問題でもないからいわなかった。
「……ちょー、外出てくるわ」
「なっ、あんた仕事はどうすんのよっ!?
いっぱい予約入ってんのよ!!」
出て行こうとする俺を引き留める麻子。
予約?
「んなもん知るかっ。
ごっつムカつくから、仕事どころちゃう」
仕事を放棄したのなんて初めてだ。
俺がこんなに荒れてしまうのは、全て欄のせいだ。
欄が、俺の前から消えたりするから……。
麻子を押し切り、近所の公園に来た。
大好きな子供たちを見ても、心が休まらない。
ドキドキと荒くなるばかりで、何度も頭をかきむしる。
ガシャン! と、けたたましい音が響き、麻子の目がギョッと開く。
「ちょっとちょっと!
いったいどうしたのよ?」
「なんもあらへんわっ」
「そんなに苛々して、何もないわけないやろ?」
クソッ。
わけがわからず苛々して仕方ない。
麻子は何度もわけを聞いてくるが、言ったからといって、どうにかなる問題でもないからいわなかった。
「……ちょー、外出てくるわ」
「なっ、あんた仕事はどうすんのよっ!?
いっぱい予約入ってんのよ!!」
出て行こうとする俺を引き留める麻子。
予約?
「んなもん知るかっ。
ごっつムカつくから、仕事どころちゃう」
仕事を放棄したのなんて初めてだ。
俺がこんなに荒れてしまうのは、全て欄のせいだ。
欄が、俺の前から消えたりするから……。
麻子を押し切り、近所の公園に来た。
大好きな子供たちを見ても、心が休まらない。
ドキドキと荒くなるばかりで、何度も頭をかきむしる。