恋の相手はメイド君!?
翌日は、晴れ。


天気も爽快!気分も爽快!

良い日になればいいなと思いながら、家を後にした。










今日のあたしは、かなりお洒落したつもり。


普段千尋の前では、作業着か部屋着しか見せていないし、スッピンしか見せていないけど。


今日は、髪も巻いてメイクもしてスカートなんてはいて。
かなり、頑張ちゃいました!



「今日はいつもより、可愛ええなぁ」


「えへへ。ありがとう!」


そういう千尋も、いつもより決まってる。


千尋もさ、部屋ではラフな恰好しかしない。


けど今日は、黒いパンツスタイルにジャケットを羽織、寒いからかニット帽をかぶっている。


サングラスをかけているから、ちょっとチャラく見えるけど、普段少年のような愛らしい姿から一気に大人モードになった。



「千尋、すっごいカッコイイ」


「え? …あぁ、サンキュー」


思わず呟いてしまった言葉に、帽子に手を当て目線を反らした千尋。


ほんのり、頬が赤いような気がする。



「んじゃあ、ご主人様行きましょか?」

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