ギブ・ミー・ヘブン
「いーお・・・りチャン????」
驚いて顔を上げると目の前には嵐の姿。
声も出なかった。
そして驚く雄一。
「す、すみません。僕は伊織さんの向かいに住む白井です。」
どんなに礼儀正しく挨拶したところで嵐は普通の会社員には見えないし、そのスーツの形状や着こなしはどんな見方をしてもホスト以外に見えない。
見る見る間に雄一の表情が変わる。
「この人は誰・・・?」
嵐を新しい男と勘違いしているようだ。
それはそれで構わないと思ったその時
「散々何ヶ月も放置して、自分の損得考えたりしたんだろうが。
で、惜しくなったから迎えに来たんだろ?
お前がすぐに迎えに行く決心ができなかった時点であんたら終わってんだろうが。
自分の事先に考えてから来る時点であんたの愛はそんなもんだろ。
結婚するだけの愛なのかよ、それが。
何ヶ月も考える時点であんた、コイツに失礼なんだよ。」
驚いて顔を上げると目の前には嵐の姿。
声も出なかった。
そして驚く雄一。
「す、すみません。僕は伊織さんの向かいに住む白井です。」
どんなに礼儀正しく挨拶したところで嵐は普通の会社員には見えないし、そのスーツの形状や着こなしはどんな見方をしてもホスト以外に見えない。
見る見る間に雄一の表情が変わる。
「この人は誰・・・?」
嵐を新しい男と勘違いしているようだ。
それはそれで構わないと思ったその時
「散々何ヶ月も放置して、自分の損得考えたりしたんだろうが。
で、惜しくなったから迎えに来たんだろ?
お前がすぐに迎えに行く決心ができなかった時点であんたら終わってんだろうが。
自分の事先に考えてから来る時点であんたの愛はそんなもんだろ。
結婚するだけの愛なのかよ、それが。
何ヶ月も考える時点であんた、コイツに失礼なんだよ。」