ギブ・ミー・ヘブン
「嵐・・・好きだよ?」


目の前の女は不安そうな表情を浮かべる。


「ユウちゃん程ハマった女の子居ないわ。

やばい好き。」



女は俺の唇を塞ぐ。



唇が離れて、ベッドから抜け出すと女がつぶやく。

「嵐、たくさん営カノいるから心配。
私以外の女としないでね。」


床に落ちた下着を身に着け、


「ユウちゃんだけだって」



俺はオウムか。




何度も

何度も


嘘を重ねる。


それが俺の仕事。




しつこい女だけど


ユウちゃんは結構お金を使ってくれる。


俺が担当になってユウちゃんはキャバクラからデリヘルに堕ちた。 

看板嬢になり、月収は150万を越えて、そのほとんどを俺に使ってくれる。
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