騎士契約

「本当仕方ないなぁ…」

ウィンディは
腰を上げて剣を鞘に戻す


確かに…
不思議な力を持った
姫には戸惑ったけど


なにより……


守るべき人に
守られたのが辛い


だから……



「姫は騎士が守る
んだからね」


ウィンディはニコッと
笑って扉の前に立つ



< 197 / 406 >

この作品をシェア

pagetop