騎士契約

「あなたを傷つた上に
眠るなんて!!!!」


そう言ってダイは
倒れてしまった



「ダイ!?」


ステラが慌てて
頭を抱くとスヤスヤと
眠っていた



「まったく……
何がしたかったんだ?
こいつは……」


そう言ってファイが
ダイを抱えた



「姫」


コクエンが膝をついて
頭を下げる



「…申し訳ありません
言い訳はしません
私は確かに動揺した…」



コクエンは頭を深く下げる


「ですが……私は…
あなたが居ないと
胸に穴が空いたように
虚無になるようだ…」



そう言ってコクエンは
ステラの手の甲に口づけた


「コクエン……」



ステラがコクエンの
頬を両手で包んだ





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