もしも私がブスだったら。
ケイくん、どうして?


学校に行かなくなった私。


夕方、ベッドで泣いていると春香からメールが来た。


“今何やってんの?マックで待ってるよ 春香”


すぐに鞄を持ち出し、家を飛び出した。


「いらっしゃいませ~」
店に入ったとたん、良いにおいが私を包み込んだ。



「梨菜、こっち」



真剣な眼差しで私を見る春香。


「急にどうしたの?」


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