彼氏はおとーと


るうのせいで




俺は玲を裏切ってしまった







愛想笑いもできない



「・・何しにきたの」


「あの・・・・今日ここ泊まっていい?」


「は?無理」


「お願い! 家に帰れないの・・」





るうは泣きそうな声になった




こうなると冷たくもできない




「・・・どうゆうこと?」


「お兄ちゃんと・・・・・玲さんが一緒に帰ってた」


「・・・・」


「ここに玲さんいないでしょう?」


「・・うん」


「きっと・・・2人ともうちにいる」


「・・・・・・・」




何も言えなかった





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