彼氏はおとーと




***





「・・・もう離せって」



俺はるうの手をふりほどく




「今日、千秋君の家行っていい?」


「話すのは家じゃなくてもできるだろ!」


「・・・嫌なの?」




るうは試すように聞く




「・・・・分かったっ」


「じゃああたし待ってるから、一緒に帰ろうね♪」



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