彼氏はおとーと


嫌だなんて言えない






すると横から店員さんが言った





「お客様気をつけてください!そこ濡れて・・・・」






えっ、とあたしが振り返った



その時





つるっ





「わぁっ!」





足元が濡れていたことに気づかず滑った




でも倒れてない・・・





宙に浮いてる?





「危ねぇ・・・・」






小堀があたしを腕で支えてくれたようだった




*
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