レモン
「そんでさー。」
いきなり話を切り出したレイトに
顔を向ける。
「ん?」
「きょう、話したいことあんだよね〜。」
眠たそうにあくびをしながら、
前の席に座るレイト。
「放課後。体育館ステージ来いよ。一人で!!」
「え?あ、ちょっとー・・・」
男子の輪に戻っていった。
ウチは、別に天然でも鈍感でもない(たぶん。)
一人で、男子に呼び出される・・・なんてさ??
だいたいわかるよね。
でも、ウチに限ってそれはないと思った。
思いたかった。
だって、事実。ウチは
1年前に振られてる。
いきなり話を切り出したレイトに
顔を向ける。
「ん?」
「きょう、話したいことあんだよね〜。」
眠たそうにあくびをしながら、
前の席に座るレイト。
「放課後。体育館ステージ来いよ。一人で!!」
「え?あ、ちょっとー・・・」
男子の輪に戻っていった。
ウチは、別に天然でも鈍感でもない(たぶん。)
一人で、男子に呼び出される・・・なんてさ??
だいたいわかるよね。
でも、ウチに限ってそれはないと思った。
思いたかった。
だって、事実。ウチは
1年前に振られてる。