〜AlWAYS〜
「そうそう、奏斗君
あたしとのキス、まんざらでもなかったみたい」

「え…」

「それじゃあね」

葵は静かに図書室を出て行った



まんざらでもなかった…

「それって…」

あたしは全身の力が抜け
床に座り込んだ

頭くらくらする…

それってつまり
奏斗は葵とのキスを受け入れたってことでしょ?

つまり
「奏斗は葵が好き…―」

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