〜AlWAYS〜
「ふふ、残念
でも優月にはそう見えなかった」

「は?」

「あの時優月
奏斗君の後ろにいたんだよだから
角度的にキスしたように
見えたはず」

「てめぇ…」

「おもしろかったなー
あの時の優月の顔」


「…そういうことね」

あたしが階段から
姿を表すと
二人は勢いよくこっちを見た

「杏…、優月は?」

「大丈夫、来てないよ
ふふ、こんな時まで優月の心配?」

「るっせ…」

< 85 / 93 >

この作品をシェア

pagetop