愛情狂現








「春……僕を一人にしないでよ……」





混濁した瞳に映る私は、無表情で無感動。





冷酷なまでに冷静な私の脳は、一つの答えを導き出していた。





そうだよ。





私は間違った道しか選べない。





だから、今度は自分が間違ってると思う方を選ぼう。





それがきっと真実だから。






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