愛情狂現




ある日、私はキミに呼び出された。




家で話せばいいのにと思いながらも、私は近所の廃倉庫に向かった。




その日は朝から妙な胸騒ぎがしてたんだ。




目が覚めるとキミはいなくて、いつも二人で登校するはずの彼の姿もなかった。




学校に行くと親友たちは全員欠席。




少し話したことのある程度の男子でさえもその日姿を見ることはなかった。




そして一番私の胸中を騒がせたのは、




どこを見てもキミの姿がなかったこと。




そんな時だった。




キミから電話が来たのは。




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