忘れない、温もりを
友人のショップの店先に
僕は腰を下ろしていた。
クーラーの冷風は
火照った身体に
心地いいけど
ちょっと
時々
冷たすぎる。
ナイフみたい
店先に座ると、
アスファルトから
熱が立ち上がる。
陽炎が揺れていた。
今日もこの街は真夏日みたいだ。
真夏日、
7月も終わりの日、
僕は店先で座り込む。
一筋の
光……
じゃなくて
風が
僕を通り過ぎた。
白い、
でも透明な風。
僕は腰を下ろしていた。
クーラーの冷風は
火照った身体に
心地いいけど
ちょっと
時々
冷たすぎる。
ナイフみたい
店先に座ると、
アスファルトから
熱が立ち上がる。
陽炎が揺れていた。
今日もこの街は真夏日みたいだ。
真夏日、
7月も終わりの日、
僕は店先で座り込む。
一筋の
光……
じゃなくて
風が
僕を通り過ぎた。
白い、
でも透明な風。