忘れない、温もりを
少し歩いて、小道を進み
あたしたちは
小さな喫茶店に辿り着いた。
壁面を葉に覆われたそこは、ずっとこの街に根付いているんだなと
実感させた。
店内は少し暗いけど、
モダンな家具を淡いオレンジの光が彩っていて
カウンターから響いた
低いマスターの声が心地よかった。
「素敵なとこ…」
声になって出たあたしの心。
店内を見回すあたしに
「ええとこやろ」
と彼は言った。
少しの散策を終え、
彼は何がおかしいのか
笑いをこらえるような仕草を見せ、
あたしを席に促した。
「何?なんかおかしい?」
「別にそんなんやないけど…おもろいなあ、自分」
あたしはアイスカフェラテ、彼はアイスコーヒーを注文すると
少しの沈黙と
外国に来たような
不思議な感覚があたしを包んだ。
あたしたちは
小さな喫茶店に辿り着いた。
壁面を葉に覆われたそこは、ずっとこの街に根付いているんだなと
実感させた。
店内は少し暗いけど、
モダンな家具を淡いオレンジの光が彩っていて
カウンターから響いた
低いマスターの声が心地よかった。
「素敵なとこ…」
声になって出たあたしの心。
店内を見回すあたしに
「ええとこやろ」
と彼は言った。
少しの散策を終え、
彼は何がおかしいのか
笑いをこらえるような仕草を見せ、
あたしを席に促した。
「何?なんかおかしい?」
「別にそんなんやないけど…おもろいなあ、自分」
あたしはアイスカフェラテ、彼はアイスコーヒーを注文すると
少しの沈黙と
外国に来たような
不思議な感覚があたしを包んだ。