忘れない、温もりを
「言ってることと、やってることが別じゃん…」
そう言ってひなは笑った。
胸の中にいる彼女は
首を上げ
隙間から僕を見る。
「俺もよお分からんわ〜。不思議やんなぁ?」
可愛くてしょうがない。
腰に回った手が
愛しい。
そして僕は彼女に
触れるだけのキスをした。
唇を離すと
また更に潤んだ
ひなの瞳が僕を捕えた。
「…もっと」
消え入るように言った。
それがまた
可愛くて
可愛くて
つい意地悪してしまいたくなったんだ。
「え?何やって?」
「だからッ…」
「ん?」
ごめんね。
下を向いた、ひなた。
「もぉいいよッ…ッン」
深い
深い キスをした。
唇を重ね、
彼女の耳元に手をやる
「ひゃッ…ンッ…」
漏れる吐息までもが
愛しい。
角度を変えては
重ねる
隙間の開いたところから
チャンスとばかりに
舌を滑り込ませ
彼女のを探る。
口内を犯すように
舌を這わせた。
「仁ッ…ゃッ……んッ」
その声が
もっと僕を走らせる。
止まんないかも…
「じんッ…」
僕の胸の上に置いた
ひなの手に
力がこもった。
拒否するような仕草が
余計に興奮させる。
「なに?」
繋がった唇をそっと離した。
恨めしそうな顔で
ひなたは僕を睨んだ。
でも、その顔も
ただの上目遣いにしか見えなくて
「誘ってんの?」
「ッそんなんじゃ…」
何度も何度も
繰り返した。
そのたびに
僕は君しか見えなくなった。
そう言ってひなは笑った。
胸の中にいる彼女は
首を上げ
隙間から僕を見る。
「俺もよお分からんわ〜。不思議やんなぁ?」
可愛くてしょうがない。
腰に回った手が
愛しい。
そして僕は彼女に
触れるだけのキスをした。
唇を離すと
また更に潤んだ
ひなの瞳が僕を捕えた。
「…もっと」
消え入るように言った。
それがまた
可愛くて
可愛くて
つい意地悪してしまいたくなったんだ。
「え?何やって?」
「だからッ…」
「ん?」
ごめんね。
下を向いた、ひなた。
「もぉいいよッ…ッン」
深い
深い キスをした。
唇を重ね、
彼女の耳元に手をやる
「ひゃッ…ンッ…」
漏れる吐息までもが
愛しい。
角度を変えては
重ねる
隙間の開いたところから
チャンスとばかりに
舌を滑り込ませ
彼女のを探る。
口内を犯すように
舌を這わせた。
「仁ッ…ゃッ……んッ」
その声が
もっと僕を走らせる。
止まんないかも…
「じんッ…」
僕の胸の上に置いた
ひなの手に
力がこもった。
拒否するような仕草が
余計に興奮させる。
「なに?」
繋がった唇をそっと離した。
恨めしそうな顔で
ひなたは僕を睨んだ。
でも、その顔も
ただの上目遣いにしか見えなくて
「誘ってんの?」
「ッそんなんじゃ…」
何度も何度も
繰り返した。
そのたびに
僕は君しか見えなくなった。