今でもキミを‥
◎さようなら‥
妃麻璃は、すでに
危ない状態だった。
呼吸は乱れて、
胸は陥没していた。
ああ。最後なのか?
と、俺は意外なくらい
冷静だった。
しかし、そんな中でも
妃麻璃はかすかに俺の
名前を呼んだのだ。
'しょっぅごっ'
俺にはとても とても
はっきり聞こえた。
すぐさまベッドの近くに行き、妃麻璃に近づくと、
「しょ-ご。だ、いすき、だ、ょ。さよ、う、なら、」
と言って、息を引き取った。
危ない状態だった。
呼吸は乱れて、
胸は陥没していた。
ああ。最後なのか?
と、俺は意外なくらい
冷静だった。
しかし、そんな中でも
妃麻璃はかすかに俺の
名前を呼んだのだ。
'しょっぅごっ'
俺にはとても とても
はっきり聞こえた。
すぐさまベッドの近くに行き、妃麻璃に近づくと、
「しょ-ご。だ、いすき、だ、ょ。さよ、う、なら、」
と言って、息を引き取った。