Long love
もしかしてあの洸ちゃんではないのだろうか?


…いや、そんなはずはない。

いくら見た目が変わっていようと
私が見間違えるわけがない。

目はくりくりしてて大きく、鼻はすっと通っていて整った顔立ち。

この顔はまさしく私の記憶の中にある洸ちゃんだ。


私は思いきって話しかけてみた。



「……あのぅ、私のこと…覚えてる?」
< 17 / 226 >

この作品をシェア

pagetop